こんにちは。きんきんです。今日は報酬プラン【バイナリープラン】についての記事です。
きんきんバイナリープランの会社って多いんです。
なんでだろう？
えりちゃん各企業（会社）によって報酬プランが異なるからど
れにしたらいいかわからないだけど･･･
ネットワークビジネス（MLM）は、企業ごとに異なる報酬プランを採用しています。
各企業（会社）は基本的な報酬プランをベースにして独自のボーナスプランを作り、ビジネス会員に還元します。
また、企業ごとに設定されるタイトルやボーナスも異なります。
そのため、同じベースの報酬プランでも、企業によって得られる報酬や必要な経費は大きく異なります。
このため、ネットワークビジネスに挑戦する際には、登録する会社の報酬プランをしっかりと理解することが非常に重要です。
報酬プランをよく知らずに参加すると、自分だけでなく周囲の人にも損害を与えてしまう可能性があります。
今回は、ベースとなる報酬プランの一つであるバイナリープランについて解説します。
もし、これから参加しようとしている会社がバイナリープランを採用している場合、この説明が参考になれば幸いです。
バイナリープランを取り入れている企業（会社）は多い！
バイナリーの報酬プランは、1999年に日本のナチュラリープラスという会社が初めて導入しました。
このプランは、アムウェイのブレイクアウェイや三基商事のステアステップなど、既存の報酬プランと比べると比較的新しいものです。
それまでにない独自の報酬プランだったため、ネットワークビジネス（MLM）業界では非常に画期的で大胆な試みとされました。
ナチュラリープラス社はこの新しいプランの導入と同時に大きな利益を上げ、業界内での注目を集めました。
「斬新な今までにない報酬プラン！」「出来たばかりの今がチャンス！」「ほかの会社よりも稼げる！」といった言葉は、多くの人にとって非常に魅力的に響きます。
成功している人たちを見ると、自分も同じように成功できるのではないかと思えてきます。
私もそう感じることがあります。しかし、こうした魅力的な言葉や表面上の成功例だけに囚われるのは危険です。実際にどのような仕組みで報酬が得られるのか、どのような努力やリスクが伴うのかをしっかりと見極めることが重要です。ネットワークビジネスにおいて成功するためには、冷静な判断と慎重な計画が欠かせません。
バイナリー報酬プランの仕組みやその特性を理解することで、どのような努力が必要なのか、どのようなリスクがあるのかを具体的に把握できます。
もし、これから参加しようとしている会社がバイナリープランを採用している場合、この説明が参考になれば幸いです。正しい情報を元に、慎重に判断し、最適な選択をしてください。
バイナリープランを採用している企業（会社）はどこ？
業界全体でもしかすると一番多い割合かもしれません。
それまで主流であったブレイクアェイやステアステップよりも簡単に稼げるイメージが出来るのが要因かもしれません。
以下にバイナリープランを採用している企業（会社）を紹介します。
バイナリープランを採用している会社
・ナチュラリープラス
・アライヴン
・ニナファームジャボン
・スターライズジャパン
・クオリア
・全国事業協会（ペンギンモバイル）
・スターモバイル
・ライフウェーブ
・アウラインターナショナル
・KZ1ジャパン
他にもいろいろな会社がたくさん採用しています。
えりちゃんなぜそんなにバイナリーを取り入れている企業（会社）が多いの？
きんきんその秘密はバイナリーの報酬プランの仕組みにあります！
バイナリーって実際どんな報酬プランなの？
バイナリープランは、直紹介2人でOK。下へ2系列で組織を多く作るプラン
バイナリーの報酬プランの最大の特徴は、自分の下に左右一人ずつの2系列、つまり2本のラインを作って組織を構築することです。
このシステムでは、自分から直接紹介するのは2人だけで良いとされています。
このシステムは、参加したメンバーが新しい登録者を平均2.5〜3人紹介するというデータに基づいて作られました。
従来のネットワークビジネス（MLM）では、厳しいシステムやノルマが課せられており、新規メンバーを絶えず勧誘し続ける必要があるという難しさがありました。
これに対して、バイナリーシステムは、2人だけを直接紹介すれば良いというシンプルな構造のため、人脈が少ない人でも「2人くらいならなんとか頑張れそう！」と感じやすく、参加のハードルが低くなっています。
バイナリーの理念には「一人が二人を紹介し、組織を大きくしてみんなが豊かになる」という考え方が見えます。
このシンプルな構造が、多くの人にとって魅力的に映る理由の一つです。
さらに、3人目以降のメンバーを勧誘した場合、そのメンバーは自分のラインにはつけられないため、自分のダウンラインの誰かの下に配置されることになります。
このプロセスをスピルオーバー（振り落とし）と呼びます。
スピルオーバーにより、自分のダウンラインのメンバーも恩恵を受け、組織全体が成長しやすくなります。
スピルオーバーの仕組みにより、自分が直接勧誘した人数以上のメンバーが増えていくため、組織全体の成長が促進されます。これにより、組織全体が協力し合いながら大きくなり、成功を分かち合うことができます。
このように、バイナリーの報酬プランは、参加者が少人数の紹介から始められ、組織全体が協力し合って成長することを目指しています。
次に、スピルオーバーの詳細について説明します。
２系列左右の少ない方で報酬が変わる
バイナリー報酬プランでは、2本のライン（左右）を均等に伸ばしていくことが必要です。
配置したダウンラインからの売上がそのまま全て報酬になるわけではなく、報酬は左右のラインのうち売上が少ない方に基づいて計算されます。
そのため、片方のラインだけを伸ばすのではなく、左右バランスよくラインを成長させることが重要です。
例えば、右のラインが大きく伸びたら次は左を強化し、左が強くなりすぎたら右も伸ばす、といった具合にバランスよく組織を拡大するのが理想的です。
多くのバイナリー報酬プランを採用している企業では、左右の売上が均等に達したときに「マッチングボーナス」が発生する仕組みを導入しています。
これにより、片方のラインだけを伸ばすのではなく、両方のラインをバランスよく成長させることが求められます。
要するに、バイナリー報酬プランでは、左右のラインを均等に伸ばすことで、より効果的に報酬を得ることができます。
バランスを保つことが成功の鍵です。
バイナリープランのメリットは？
バイナリープランのメリットは？
・２人の紹介だけでいい
・スピルオーバーが起きるので恩恵が受けれる
・チーム戦なので一人で頑張らなくてよい
ブレイクアウェイやステアステップの報酬プランでは、タイトルの獲得や維持のために厳しいノルマが設定されている会社が多いです。
会社によっては、自分の組織で育てたダウンラインの売上が反映されなくなったり、ダウンラインが独立することもあります。
そのため、常に新しいメンバーを勧誘し続ける必要がありました。
これに対して、バイナリー報酬プランは、紹介するのが2人だけで良いので非常にハードルが低いです。
2人を登録した後は、落ち着いてダウンラインの教育に集中することができます。
このように、2人の紹介だけで良いという仕組みは、これから始める人にとっても非常に有難いシステムと言えるでしょう。
バイナリーの最大の魅力は、なんといってもスピルオーバーです！
スピルオーバーとは、3人目以降の登録者を紹介した場合、その人を自分の直接ラインに配置できず、誰かの下に配置する仕組みのことを指します。
バイナリーを採用している会社では、このスピルオーバーを活用した「チーム戦」を大きな魅力として宣伝しています。
もし自分やダウンラインの成長が停滞している場合、アップラインが紹介した人を自分の下に配置してくれることがあります。
これにより、自分だけでなく、アップラインや仲間がサポートしてくれるため、本当にチームで協力し合っていると感じられるでしょう。
運が良ければ、多くの人がスピルオーバーとして自分の下に配置されることもあります。
こうした仕組みのおかげで、一人では達成が難しい場合でも、仲間の助けを借りて成長することができるのです。
バイナリープランのデメリットは？
バイナリープランのデメリットは？
・報酬プランがややこしい
・左右バランスよく組織を作るのが難しい（結局報酬が入らない）
・スピルオーバーに頼って行動する意識が薄い
バイナリーを採用している企業は、通常複数のボーナスを設定していますが、その獲得条件が非常にわかりづらいことがよくあります。
条件が複雑で、どのような場合にボーナスがもらえるのか理解するのが難しいこともあります。
ボーナスの獲得条件が難しい場合もあるため、よく調べてから参加することが重要です。
中には、「ユニレベル」という報酬プランと併用してボーナスを設定し、「ハイブリット方式」として宣伝する企業もあります。
しかし、これらのボーナスを獲得するためには、通常は特定のタイトルを達成する必要があります。
ボーナスの獲得条件や仕組みを理解するためには、目先の金額だけでなく、しっかりとシミュレーションしてみることが大切です。
また、バイナリー報酬プランでは片方のラインだけが成長しやすい「片伸び」の問題も発生しやすいため、その対策も考慮する必要があります。
バイナリーでは、2本のラインのうち売上が少ない方のラインに対して報酬が発生します。
左右のバランスを均等に近づけていくことが理想的ですが、実際にはそれが簡単なことではありません。
人脈がある人ならまだしも、普通の人にとっては1本のラインを拡大するだけでも大変なのに、同時に2本のラインを育てるのは難しいことです。
たとえ一本のラインからたくさんの人が集まっても、もう一本のラインを育てられなければ自分の報酬は0になります。
つまり、自分のダウンから売上が発生しているにも関わらず、報酬を得ることができないということです。
企業（会社）がバイナリーを採用する理由とは？
バイナリーを採用する企業が多い理由について考察してみましょう。
前述の通り、バイナリーでは会員の組織2系列のうち、売上が少ない方のラインに対して報酬が還元されます。例えば、右側に15人、左側に5人の組織ができた場合、報酬は左側の5人分の売上によって決まります（ただし、各企業のボーナスによって異なります）。
では、自分に反映されない10人分の売上はどうなるのでしょうか？
実は、その売上の一部が会員に還元され、残りは会社の利益になります。
つまり、会社の立場からすれば、右側や左側の組織がどれだけ大きくなろうと、売上の一部を会員に還元し、残りを利益として得ることができます。
この仕組みから、バイナリーは会社側や上位ポジションにいる人にとって利益が出やすいと感じられることがあります。
また、ネットワークビジネス（MLM）業界では多くの会社が立ち上がりますが、長く続く会社はわずかであり、倒産や撤退が頻繁に見られます。
このような状況では、トップリーダーや上位者が組織を移動したり、新しい会社を立ち上げることがあります。
バイナリーの報酬プランは、他の報酬プランよりも会社に利益をもたらしやすいため、トップリーダーが大規模な組織を持っている場合、早期から大きな売上を達成することができるでしょう。
一方で、これらの仕組みは参加者にとってもリスクがあります。
たとえば、セミナーなどで「短期間で大きな収益を得た」と話されることがありますが、実際には既存の組織を利用している場合もあるでしょう。
つまり、ネットワークビジネス（MLM）での会社選びにおいては、立ち上げや会社の勢い、トップリーダーの実績などだけでなく、総合的な観点から判断することが重要です。
スピルオーバーは恩恵ではなく、最大のデメリット
えりちゃんスピルオーバーは恩恵って言ってなかったっけ？
きんきん実はスピルオーバーは最大のメリットであり、最大のデメリットでもあるんだよ。
えりちゃんでも、スピルオーバーがどんな弱点なの？
きんきんそれは組織の成長が止まるかもしれないことだよ。
新しいメンバーを誘うときに「バイナリーにはスピルオーバーがあるから、チームで頑張れるよ」と言われて、登録した人もいるんじゃないでしょうか。
でも、ここでバイナリーの一番の弱点が出てくる可能性があります。
それはスピルオーバーに頼りすぎて、自分の努力を怠ってしまうことです。
ネットワークビジネス（MLM）では、一人ひとりが自分で成長しないと組織が広がりません。
だから、教育やトレーニングが非常に重要です。でも、そういうプロセスは簡単じゃないし、失敗や挫折もあります。でもそれを乗り越えて初めて力がつきます。
「スピルオーバーがあるから」「チームで頑張れるから」
そういう言葉の裏にある本当の意味を見極めないと、他人頼みになってしまうと組織は成長しません。
だから、スピルオーバーを期待しているダウンに対して、自分主導で新しいメンバーを誘って、スピルオーバーを続けなきゃいけなくなります。
実際にスピルオーバーは発生するの？
きんきん上の人が何とかしてくれるって思いますよね。
でも、実際にはどうなんでしょう？
実はほとんどの人は、バイナリーのスピルオーバーをあまり受けられません。
それどころか、まったくもらえない場合もあります。
えりちゃんえっどういうこと？
バイナリーでは、スピルオーバーの振り分け先を上の人が指定するか、自動で決まります。
自動の場合は、組織の一番浅いところに振り分けられるから、順番通りに回ってくると考えていいよ。
だから、たくさんスピルオーバーされることはあまりないかもしれません。
じゃあ、上の人が指定する場合はどうかって？
そうだね、上の人のさじ加減で決まります。当然、自分に近い人や関係の深い人、頑張っている人を優先にします。
それは当然のことです。私もそうします。だって大切な人を優先するのは普通のことなんです。
だけど、普通の人がバイナリーでネットワークビジネス（MLM）を始めたら、どれくらいスピルオーバーを受けられるのか？
それに誰がそのポジションに入るのか？
それと、自分の組織が大きくなったら、スピルオーバーをどうやって振り分けるのか？
バイナリーで組織を広げていくには、色んなことを考えながら維持していかないといけません。
簡単ではないのが現実です。
結局上の人と会社が儲かるシステムなのです。
バイナリープランを採用している企業（会社）は倒産していることが多い
バイナリーという報酬プランについて、いろいろ考えてみました。
バイナリーはチームでの戦いなので、必要な時にスピルオーバーで恩恵があります。
でも、そのメリットと同時に、デメリットもあります。
ほとんどの新しい会社がバイナリーを使ってるけど、それでも数年で消えちゃう会社も多いのが現実です。
だから、バイナリーのネットワークビジネス（MLM）で成功するためには、安定してる会社で実力をつけて、たくさんの人を組織に加えてあげることが大事なんです。
もしくは、成功するには実力のある人の近くで登録して、たくさんの人をスピルオーバーしてもらうのがいいかもしれません。
でも、そういうチャンスを得るのはなかなか難しいかもしれません。
結局は、しっかりと実力をつけて、信頼できる会社やリーダーのもとで成長することが、バイナリーで成功する秘訣なんです。
まとめ
バイナリープランまとめ
・多くの企業（会社）が採用している。
・直紹介は2人だけでいい
・下に2系列で組織が大きくなる。
・左右の少ない方の報酬となる
・左右バランスよく組織を大きくする必要がある
・スピルオーバーは振り落としがあるが、努力しない人が多くなる。（他力本願）
リアルでの勧誘・信頼構築の時代はもう古い
ネットワークビジネス（MLM）は高額な製品だからこそ、実際の対面が重要で信頼関係が必要だと言われていますが、それは古い考え方です。
現代では、高額であるかどうかに関係なく、在宅での活動が求められています。
もちろん、対面のコミュニケーションには重要な要素もありますが、求められているのは在宅で完結できるビジネスです。
実際、ネットワークビジネスでは1年間に参加者のうち4%以下しか継続しないと言われています。
リアルで会っているにも関わらず、コミュニケーションが上手く取れていない可能性があります。
この現実を考えると、リアルだけではなく、オンラインでもコミュニケーションを取ることが重要です。
以前はリアルでの活動が主流でしたが、今はインターネットを使ったビジネスに移行しました。
自宅にいながらオンラインでのコミュニケーションが主体となっています。
実際に対面していないけれども、それでも関係性は築かれていきます。
何年も継続してお付き合いをしている方もいます。
以前はリアルでの活動が重要だと考えていましたが、今はその逆の方法で成功しています。
ネットだけで展開する人には「弱い人が多い」という意見もありますが、実際には毎日多くの問い合わせや相談があり、オンラインでの活動が十分に成果を上げています。
逆に、リアルだけの人は情報にアクセスしづらいかもしれません。
時代は完全にネット中心になっています。
オンラインビジネスで単価が高い商品を売るのは難しいと思われがちですが、実際には信頼関係が重要であり、クロージングは教育やスキルの問題です。
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